醍醐味は乳の味

食事 comments(0) - まんまるーむ
昨日、醍醐寺に行って、
予定外の山登りをしたことをお伝えしましたが、
嬉しいことに、翌日である本日、筋肉痛がきました。
まだ、若いってことかなあ。
まだいける、と安心の痛みです。階段きついけど・・・。
明後日に痛みのピークがきたら笑ってやって下さい。

さて、山の方を上醍醐といって、
そこには醍醐寺の発祥とも言うべき「醍醐水」と呼ばれるお社があります。
美味しいお水をいただけるのですが、
そこにたてられていた由緒書きに
「醍醐とは乳製品のことをいい・・・。」とあって
乳製品?!と気になって、調べてみました。

仏教の大乗経典『大般涅槃経』(だいはつねはんきょう)の中に、
「譬如從牛出乳 從乳出酪 從酪出生蘇 從生蘇出熟蘇 從熟蘇出醍醐
醍醐最上 若有服者 衆病皆除 所有諸藥、悉入其中 善男子
佛亦如是 從佛出生十二部經 從十二部経出修多羅 從修多羅出方等経
從方等経出般若波羅蜜 從般若波羅蜜出大涅槃 猶如醍醐 言醍醐者 喩于佛性」
(牛より乳を出し、乳より酪(らく)を出し、酪より生酥(せいそ)を出し、
生酥より熟酥(じゅくそ)を出し、熟酥より醍醐を出す、
仏の教えもまた同じく、仏より十二部経を出し、十二部経より修多羅(しゅたら)を出し、
修多羅より方等経を出し、方等経より般若波羅密を出し、般若波羅密より大涅槃経を出す)

って、難しいですが、
簡単にまとめると、
五味という、乳の精製過程が美味しい順に
乳→酪→生酥→熟酥→醍醐とあって、
醍醐が最も美味しいものとされていたようです。
で、
涅槃経も同じく最後で最上の教えであることをたとえとして、
これを五味相生の譬(ごみそうしょうのたとえ)というそうです。

「醍醐味」もここから転じて使われるようになって、
物事の本当の面白さや、深い味わい、神髄を表すようになったそうです。

醍醐とは、
バターや飲むヨーグルト、カルピスとか、
蘇(レアチーズ)を熟成させたもの、みたいな
乳飲料・乳製品のことと考えられているそうです。
「濃厚な味わいとほのかな甘味を持った液汁」
だったのではないか、ということです。

醍醐寺の縁起的には、
874(貞観16)年、この地に醍醐寺を開いた僧侶の聖宝(しょうぼう)が、
修行場を求めて醍醐山を歩いていると、山の神様である、
横尾明神が突然、目の前に現れ、湧き出る水を口に含むと、
「あぁ、これは醍醐味かな、醍醐味かな」と感嘆の声を上げた、
という伝説があるそうです。
 
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