数字も参考までに

子育て・育児と育自 comments(0) - まんまるーむ
おっぱいだと、どれくらい飲んだかわからない。
1回に何分ずつ飲ませればいいのか。
どれくらい体重が増えればいいの。

よく聞かれる質問です。

だいたいとか、平均とかの数字は、もちろんあります。
でも、そうじゃないと異常とか、問題があるとかでもありません。
だから数字を伝える時は、とても気を使います。
数字にとらわれると、ろくなことないからです。

例えば、1回にどれくらい飲むか。
いくつかの研究では、母乳では1回の哺乳量は
1ケタから3ケタまで違いがあったことがわかっています。
これで平均量を出しても、あまり意味があるとは思えません。

1回の授乳時間も、パターンがさまざま。
たっぷり飲みたい時もあれば、眠いからちょっとだけということもある。
1〜2口飲みたいだけで、30分以上ぐずり続けるなんてこともよくあります。
大人だって、昼食5分とか言われて、
時計見ながら食べて、途中で取られちゃったら哀しいですよね。

特に問題がなければ、基本は
「赤ちゃんが欲しがる時に欲しがるだけあげましょう」
体重計とか時計の数字は、あくまでも参考までに。
気にしてよく見るべき対象は
目の前でおっぱいを気持ちよく飲んでいる
あなたの赤ちゃんです。

ゴクゴク飲んでいるなとか、
飲んだ後、満足そうな表情になっているかとか、
ふっくらしてきたとか、重く感じるようになってきたとか、
肌のハリ感とか、おしっこがたっぷり出ているとか、
そういったママの観察眼で判断されてみてください。
へたな専門家が数字みてあれこれ言うより
ママの観察眼の方が赤ちゃんに優しいと思います。
赤ちゃんには、それが嬉しいと思うのです。

特に体重増加については、難しいところもありますが、
もし気になって測るとしたら、
1週間に1回、多くても1日1回、
同じ時間、同じ場所、同じ条件で測ることが結構大事です。
それでも、母乳だけか、混合か、
混合でもミルクが多めか、母乳がメインか、などによっても
増え方の判断は異なります。
大体の基準の数字はありますが、
単純に1日何グラム増えていればいい、とも言い切れず、
赤ちゃんの個性も含めると、
本当に簡単にいいとか足りないとか、数字だけの判断では難しいです。
特に母乳っ子の増え方は様々で、個性豊かです。
それゆえに、数字だけで決めるのは危険と思いますし
赤ちゃん自身をよーく観察して、
その赤ちゃんらしい成長を遂げられるように見守りたいと思うのです。
大人の心配・不安を解消するために、
必要のない人工乳を与えてしまうようなことは
できるだけしたくないんですよね。

1回にどれだけ飲んだか測るのも
気になってしかたないならよろしいですが
あまり意味はありません。
当院でも、滅多に哺乳量測定はしません。
するとしても、
飲み方に問題があって、本当に体重増加が難しそうな時くらいです。

ママの感覚を大事に、そして磨いていっていただき、
数字はあくまでも参考までに。
数字にしばられないように。
ママの眼差しは数字ではなく、まず赤ちゃんへ。
 
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