助産師その2

助産師・いのちについて comments(0) - まんまるーむ
「母になる女性の伴走者」
「黒子に徹する」
助産師を表した言葉です。

伴走者はなんとなくわかっていただけると思います。
頑張る女性のそばに寄り添って力になりたい、そんな気持ちだと思います。

黒子に徹するとは、
お産の時の助産師の在り方を言ったもので、
自分が前に出ない、いるかいないかのように、
でもそっと、さりげなく支え続ける。
あくまでも産む主役は産婦さん。
産婦さん自身が、産み終えた時に、
産ませてもらったではなく、自分が産んだと思えるように、
機敏に行動するのがプロだよ、
という教えです。

もうひとつ。
病院を辞められる時に、病院スタッフからではなく、
お母さま方からお別れ会をしてもらったという
たぐいまれな素晴らしい産婦人科医の先生のお言葉を。

「お産の時、助演女優賞は助産師さん、
主役はもちろん産婦さん、スーパー主役が赤ちゃん。
男は片手にお水、片手に団扇を持って、オロオロしていれば良いんですよ。
医者といえども、男が余計なことをするからいけないんです。」

「あなたたち助産婦さんたちの手は、国手なんです。
その手から、国を支える貴重な命が生まれていくんです。」

嬉しいお言葉です。

昔の西洋では、助産師は「魔女」とされて
迫害されたり、おそれられたそうです。
そりゃそうなんです。
できるだけ安全に健やかに、赤ちゃんが産まれるようにするために
ありとあらゆる知恵をしぼり、手段を施すわけで、
子どもは生まれてくるは、訳わからない摩訶不思議なことをしているし、
無事産まれたあかつきには、かなりの信用を得るでしょうから、
時の権力者はこわかったのでしょうね。

私も臨床にいた頃は、いろいろやりました。
できるだけ薬とか使いたくないし、
自然に、赤ちゃんが思うように産まれて欲しかったから。
ツボを押したり、足浴したり、アロマオイルとか、漢方とか、お茶とか
体操とか、呼吸法とか、おばあちゃんの知恵袋的なことも。
自分でも、魔女みたいと思うことがありましたね。
経験豊かな昔の大先輩助産師方々は、そういう玉手箱を
たくさん持っていました。

桶谷も、葉っぱとか、ジャガイモ湿布とか、
医者や科学者が眉間にしわを寄せるような方法を
伝えてきましたね。
でもジャガイモ湿布は昔からお年寄りたちが伝えていたようですし、
キャベツの葉も、最近ではアメリカでも効果が実証されているとか。

医療を使えないゆえに、自然の方法を伝え持っている助産師。
日本の古き良き産婆の技と知恵を継承していきたいものです。
 
コメント一覧
コメントする

 

無料ブログ作成サービス JUGEM