防災教育

- comments(0) - まんまるーむ
私は2人の女性のおかげで
わりと地震や災害に対して、構える気持ちが持てるほうになれたと思います。
一人は母、もう一人は国崎信江さんです。

母は、若い頃に大きな地震を経験したらしく、
かなり恐れを抱いていました。
なにかというと「地震が来たら・・・」と考えて、
家具の配置や備えを用意していたように記憶しています。
だから高いマンションや埋め立て地はひどく嫌っていました。
母親の影響はもう、教育と言うより、刷り込みですよね。

国崎信江さんは、
危機管理アドバイザーであり、危機管理教育研究所代表の方です。
縁あって講演会を聞けたのがきっかけで、
当院にも何冊か著書を置いています。
初めて聞いた講演がとても印象的でした。
海外でもご活躍で、被災地を数多く回られている中、
かなり悲惨な現場も多く目にしてきたということで、
その話の時に、
「多くの幼い子どもが亡くなっていました。でも決して安らかな顔はしていないのです。
苦痛や恐怖で苦しんだ表情で、どれだけ恐くて辛かったことか・・・」と
泣かれてしまうのです。
ご自身もお子さまがいて、重なる部分もあるのかと思いますが、
毎回講演では、このくだりになると、どうしても泣いてしまうのだとか。
気持ちが伝わってきて、聞いている方まで胸にこみ上げてきてしまいました。
そういう強い思いもあってか、
本当に、説得力のある、迫力のある、防災学習を伝えて下さいます。

国崎さんはおっしゃっていました。
家にある棚や本、洗濯機、
キッチンの冷蔵庫、食器棚、食器、電子レンジ、
会社のデスク、棚、コピー・FAX機、
みんな襲ってくる、つぶされてしまうのだと。
物はバサッとかではなく、ビューンと飛んでくるのだと。

とにかく、命を守るために行動する。
今、グラッと大きな揺れがきたら、
何かが倒れてきたら、子どもと歩いていたら、
どう行動したら、自分と子どもの命を守れるか、
常に気にかけておくこと、考えをめぐらせておくこと、
家族で話し合っておくこと。

それでも、自然は人知を越えた想定外の破壊力で襲ってきます。
あらゆる備えも、心構えも役に立たないこともあるでしょう。
最終的に、逃げられない、
残念ながら死んでしまう、そうなった場合も考えて、
すぐに身元がわかるようなものを身につけておく。

そうしたことを、
我が子にも教えること。

自分の身は自分で守ること。
教え伝えていかなくてはなりません。
この時代に生きている、大人の責任、やるべき使命だと思います。
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