桶谷式は「断乳」

断乳・卒乳 comments(0) - まんまるーむ
今回は「断乳」について。
断乳でも、桶谷式の断乳について、少しお話しいたします。

桶谷式は「断乳」です。卒乳ではなく、「断乳」にこだわります。
徐々に授乳の回数を減らしていく、ということはいたしません。
断乳する日を決めて、それからは一切母乳を与えません。

言葉にすると、なかなか厳しい、険しいものに聞こえますが、
そこには桶谷式が考える、大変奥深い意味合いがあるのです。

桶谷式の特徴は、「乳質」にこだわることです。

そのことが世間では、美味しくて良い母乳とまずくて悪い母乳がある、ということになって、
「母親が自らの血からつくっている母乳に良い・悪いと評価するなんて、
まずいおっぱいと言われたら、ひどく母親は傷つく」と、
桶谷が非難される元になっていますが、本当はそんな単純なことを桶谷先生は言われていたのではないのです。
このことを説明するとなると、えらく長くなるので、またの機会にじっくりと。

で、簡単に説明すると、
乳質は、母親のコンディションが良好で、
乳房内に母乳がたまらないよう、よく飲まれて、生産し続けているうちは、
良い状態を保ちます。
そういう母乳を赤ちゃんはご機嫌に飲んでくれて、満足し、
母子ともにとても幸せな時を過ごせます。
(この辺が桶谷式の醍醐味で、目指すところでもあります。)

ところが、飲む回数が減ったり、乳房の機能が衰えてきたりすると、
乳質も変化してきます。
乳質が変化した母乳は悪いというわけではありませんが、
できれば最後まで、子供には良い状態の母乳を与えて、終わりにしたいという願いが桶谷式にはあるのです。

また、乳房状態が整っていなくて、トラブル(白斑とかつまりとかしこりなど)があると
乳質は衰えますし、逆に乳質が良くなっていないと、乳房にトラブルがある考えられます。
トラブルをもった状態でやめれば、しこりが残ったり、ひどいと体調を崩すことにもなりかねません。

だから、桶谷式の母乳相談室のほとんどは、断乳する前には必ず通ってもらうようにしているのです。
できるだけ絶好調の乳房状態・最良の母乳にして、やめた後もトラブルが起きないようにして、
母子ともに健やかに、断乳というステップを越えていけるよう、支援したいのです。

おそらく、桶谷式が断乳に一番気を使っているし、気合いも入っているし、熱いと思います。
母乳育児の集大成ですし、思い入れがあるんですね。
「テキトーにやめる」は許されないんです。

授乳回数を減らして徐々にやめていく、というやり方は、
良好な乳質で、おっぱいトラブルなく、健やかに終わらせたいという桶谷式ではNG、
少しおわかりいただけたでしょうか。

徐々にやめる方法がいけないということではありません。
桶谷式というひとつの考え、やり方です。
誤解されませんように、お願いいたします。

次回は、断乳の時期、やり方と進めていきたいと思います。
 
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